
じっと見つめてきた年月。
ここから見える、
花の美しさは、
変わらない。
ここを親しむ、
人の優しさも、
変わらない。
変ったように見えるのは、
見ているところが、
違うから。
誰にでもある、
美しさと、優しさを、
見せたはずの時を、
見つけられないだけ。

じっと見つめてきた年月。
ここから見える、
花の美しさは、
変わらない。
ここを親しむ、
人の優しさも、
変わらない。
変ったように見えるのは、
見ているところが、
違うから。
誰にでもある、
美しさと、優しさを、
見せたはずの時を、
見つけられないだけ。

今日もニュースが伝える。
胸の痛みで、
耐えられない、
決して許されない出来事。
どうしたらもう二度と、
なくなるのだろう。
何を学べばなくなるのだろう。
丸の数で、
順位をつけられ、
肩書きを手に入れる。
何を大事にすれば良いのだろう。
親の願いと、
夢を乗せて、
休みなく学ぶ。
学べばいいのだろうか。
社会のせいだろうか。
いじめられている人を、
街で倒れている人を、
道でうずくまる人を、
これまで、
どうしてきただろう。
上から目線で、
人を見ることが、
なかっただろうか。
他人だからと、
見えないふりを、
したことがないだろうか。
胸の痛みに、
ふと手を見る。

生まれて初めて、
感じる光。
最初に見る笑顔。
初めて人に、
笑顔を贈る、
神聖な瞬間。
生まれてくれて、
ありがとう。
その気持ちを、
忘れないための、
特別な日。
大きな愛の、
誕生を祝う、
特別な記念日。

子どもの頃は、
何でもたからもの。
毎日が成長の日々。
見るものすべてが、
あたらしい。
小さな頃は、
何でも輝いて見える。
大人になっても、
やっぱり、
たからもの。
いつまでも、
目が輝いている。
昨日と違う自分で、
今日も少しずつ、
明日を見つめられれば。

少しずつ狭くなる森。
人が住み、人が暮らす。
守りたい場所の住人には、
伝える言葉がない。
感じたことを、
大事なことを、
伝えられるのが、
私たち。
森の初夏。
色づきはじめた果実。
空を飛ぶ、
森の住人たちの、
ひそかな宴げまで、
あともう少し。
自然を肌で感じること。
それが最初ではじまり。